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C1、C2とは何を示しているの?
むし歯の進行の程度を示す保険用語で1から4まであります。Cとはむし歯の英語「カリエス(caries)の頭文字で、C1、C2というのは、むし歯の程度を示す保険用語(健康保険で用いられる用語)です。■C1のむし歯 エナエル質に限られたむし歯。痛みはなく、治療も歯に付着したバイオフィルムをとり、削る量もごくわずかなことが多いとあつみ歯科医院では考えています。治療のあとは歯みがきなどをしっかりすることで進行を抑えることが出来ます。奥歯の溝などでは、削らずにシーラントにて予防・進行を抑えることもあります。■C2のむし歯 象牙質(ぞうげしつ)にむし歯が達した段階で、冷たいものがしみたりします。治療については、「むし歯の治療についてわかりやすく教えて!」で解説します。(C3以下同)■C3のむし歯象牙質を突き抜けて歯髄【しずい】(歯の神経)にまでむし歯が進んだ段階。何もしなくてもズキズキと歯が痛むようになります。■C4のむし歯 歯根【しこん】(歯の根の部分)にまでむし歯が進んだ段階。歯根の先端に膿がたまることがあります。「根尖病変【こんせんびょうへん】といい、歯ぐきが腫れて激しい痛みが襲ってきます。■COのむし歯少し前から、C1の少し前から、C1の前にCOという段階が加わりました。Oは観察の英語、オブザベーション(observation)の頭文字で、超初期のむし歯を意味します。あつみ歯科医院では、シーラントやフッ素塗布などで進行を遅らせたり、進行しないように経過を観察していきます。(参考文献週間朝日MOOKQ&Aでわかる「いい歯医者」)
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