Latest Entries
都会と地方で歯科医療に差はあるの?
歯科医師の「数」の面では大きな差があります。歯科医療の「質」を公平に比較する指標はありません。したがって、質の面で都会と地方で格差があるかどうか、はっきりした事は言えません。但し、「数」の面でみれば、明らかに差があります。歯科医師が最も多いのは東京都で、全国に約9万7千人いるうち約1万5千人(約15%)が集中しており、人口10万人当たりの歯科医師数も約117人と全国トップです。一方、人口10万人当たりの歯科医師数が最も少ないのは福井県で約47人(全国平均は約74人)です。島根県、石川県、山形県(いずれも人口10万人当たり約52人)等も、歯科医師の「過疎地域」です。こうした過疎地域の歯科医療の「質」が低いと断言は出来ませんが、競争が無い為に都会よりは新しい医療が導入されにくいと言う事は言えるかもしれません。何よりも、近くに歯科診療所が無くて不便を強いられている人もいると、あつみ歯科医院では考えています。地域差を解消する為にも、厚生労働省や日本歯科医師会には、歯科医師の偏在を解消する努力が求められる所です。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://atsumishikaiin.blog.fc2.com/tb.php/717-21326426