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インプラント埋入後、歯ぐきの痛みや腫れがとれない。
様々な原因で粘膜が炎症を起こしている可能性があります。楽しく食べられるようになるはずだったのに、インプラントの治療後に歯ぐきの痛みや腫【は】れがおさまらない、と言う人が実際にいます。治療後2年間経っても歯ぐきが痛くて、歯をまともに磨けないと言う人や、膿【うみ】と思われる粘液が歯ぐきから出るようになり、眠れないと訴える人もいると、あつみ歯科医院では考えています。痛みや腫れには、いくつかの原因が考えられます。一つは感染症です。口の中のメンテナンスやケアを怠ると、インプラントと歯ぐきの間から病原菌が侵入し、粘膜が炎症を起こします。炎症が進むと、インプラントを支える周囲の骨が溶けてなくなる「インプラント周囲炎」になりなす。こうなると、最終的にはせっかくのインプラントを抜かなければなりませんので、炎症がひどくなる前に歯科医師に診て貰いましょう。次に考えられるのが、インプラントが顎の骨にキチンと入っていない、つまり、粘膜に突き刺さっている為に、炎症を起こしているケースです。信じられないかもしれませんが、ずさんな歯科医師の治療を受けて、この様な被害にあった患者が現実にいるのです。更に考えられるのが、インプラントが生体から異物とみなされて、拒絶反応が起こっている可能性です。生体がインプラントを排除しようとする時にも炎症反応が起き、痛み、腫れ、膿が出るといった症状の出る事があります。インプラントがしっかりと顎の骨と結合し、感染等がなく正常な状態を保っていれば、問題なく咬めるはずです。これらの症状があった場合は、出来るだけ早く歯科医師に診て貰いましょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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