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インプラント治療後定期的に歯科医院に通う必要があるの?
長く快適に使う為に定期健診に通う事が不可欠です。人工の歯を取り付け、咬み合わせ等の調整も済めば、数カ月に及んだインプラント治療もようやく終了です。「もう歯医者に通わなくて良い」と、ほっとする人も多いと、あつみ歯科医院では考えています。でも、これで歯科医院と縁が切れるわけではありません。周囲の粘膜の炎症はインプラントの大敵です。口の中をチェックして、炎症を予防(又は治療)する為に、最初の年は3カ月に1回程度、それ以降は年に1,2回、定期検診に通う必要があります。歯ぐきの炎症を甘く見てはいけません。放置して悪化すると「インプラント周囲炎」にまで進み、インプラントを支える顎の骨が溶けて、最終的には抜かなくてはいけなくなります。インプラントそのものは人工物で痛みを感じませんし、骨と結合していると動かないので、多くの患者さんはひどくなるまで気づきません。定期検査が必要な理由はそれだけではありません。年を経るごとに、歯や周囲の組織の状態、噛み砕く力等、口の中の環境が変わっていくとともに、咬み合わせの状態も変わってくるのです。特にインプラントは、天然の歯より硬くて擦り減りが少ないので、咬み合わせのズレが大きく成り易いのです。咬み合わせのズレを放置していると、他の歯に影響が及んだり、顎の筋肉を傷めてしまったりする事もあります。ですので、定期的にチェックし、咬み合わせを調整する必要があります。更に、保証の問題もあります。歯科医師の指示通りに定期検診に通わないと、インプラントに不具合が生じた場合でも、100%の保証はしないと言う条件を付けている歯科医院がほとんどです。このことから考えても、定期検診に通うべきだと言えるでしょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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