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心や全身の病気と関係あるの?
ストレスや精神疾患は顎関節症と深いかかわりがあると言われています。顎関節症で、心の病気を併せ持つ人が、最近増えていると、あつみ歯科医院では考えています。顎の症状があるから精神面の症状が出るのか、逆なのかは一概に言えませんが、かかわりが深い場合もあると言えるかもしれません。不安が強い人やうつ状態、身体表現性障害等の場合、心の問題が原因で体に症状が現れる事もあります。その場合、痛み等の症状のある部分をいくら調べても、異常は見つかりません。痛みが出る場所で圧倒的に多いのは首から上で、理由は良く分かっていません。症状が重い場合は、運動療法や生活指導等、顎関節症の一般的な治療だけでは改善しない為、心療内科や精神科でも並行して治療を受ける場合もあります。ストレスとの関連も深いと言われますが、その場合、無意識に歯を強くかみしめる事が顎関節症の原因となる事もあります。噛みしめない様にし、ストレスの原因を改善すると、治る事もあると、あつみ歯科医院では考えています。痛いのに原因が分からない、治療をしても治らないと言う状態が何年も続くと、辛さからうつ病を発症する事もあります。長期化する程、どちらの治療も長引く傾向があるので、他科と連携しながら、一つ一つ患者さんの不安を取り除き、根気良く治療を進める事が大切です。全身の病気との関係は今の所不明です。一方で、全身の病気との関係については、分かっていません。「顎関節症が様々な病気の引き金になる」と言う歯科医師もいますが、科学的な根拠を示すデータは無いのです。又、顎の痛み等、顎関節症と似た症状を持つ別の病気もあります。症状が似ていても、治療方法は異なるので、最初の検査で、別の疾患とキチンと区別してもらう事が必要です。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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