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口臭を予防したい!
まず舌の清掃を習慣にしましょう。日頃の歯磨きや入れ歯の手入れも大事です。口臭の原因物質である揮発性硫黄【きはつせいいおう】化合物(VSC)は、約6割が舌苔【ぜったい】で作られます。口臭を減らしたいなら、先ず舌ブラシで、舌苔を取り除きましょう。舌苔が落ちると口臭は激減しますが、だからと言って強くこすると、舌を傷付けて味覚障害を起こす危険性があります。舌にとって歯ブラシは硬過ぎるので、使わない方が無難であると、あつみ歯科医院では考えています。舌苔が溜まり易いのは、動きが少ない奥の方です。舌苔を取る時は、先ず鏡の前で舌を出し、その時に見える舌の一番奥から舌先に向かって、舌ブラシを撫でる様に動かします。加える力は100グラム以下が良いでしょう。100グラムの力は、舌ブラシを秤【はかり】に押し当てて体得すると良いでしょう。朝の歯磨き前に舌掃除をすると良いでしょう。舌苔は1日1回、除去します。タイミングは起床直後が最も良く、1回のブラッシング回数は4~5回が目安です。舌掃除の後、歯を磨きます。口臭の発生源には歯垢【しこう】もあるので、丁寧な歯磨きは、口臭対策にもなります。歯を磨く時は、歯ブラシの毛先を歯に直角に軽く当てて、小刻みに震わせます。歯ブラシを持つ手の側の奥歯や犬歯は磨き残し易いので、要注意です。歯と歯の間の汚れは、歯間ブラシやデンタルフロスを使って落とします。入れ歯の洗浄も有効です。入れ歯を使っている場合は、清潔に保つ事が大事です。入れ歯のピンク色の部分は吸水性があり、細菌が増殖し易い環境になっています。毎食後と就寝前に、ブラシを使って流水の下で軽くこすり洗いをしましょう。毛先の長いブラシと短いブラシがセットになった入れ歯用ブラシなら、磨く場所によって使い分ける事が出来ます。それでも入れ歯の臭いが気になる人は、口臭予防効果をうたう市販の入れ歯洗浄剤を試してみると良いと、あつみ歯科医院では考えています。清潔さを保つのに有効かもしれません。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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