Latest Entries
歯を抜かずに矯正を行いたい!
抜かずに矯正すると口元が前に出っ張ってしまう事があります。歯を抜くかどうかは、歯の凸凹の量、唇の形等から総合的に判断します。成長期の子供の場合、顎の成長発育を利用して顎を拡大する方法がありますが、成長期が終わると、顎を拡大するのは難しくなり、内側に歯が収まりきらない可能性が高くなると、あつみ歯科医院では考えています。そもそも、凸凹の歯並びは、顎の大きさに対して歯が大きい為に起こります。ですから、抜歯をして歯を動かす隙間を作る必要があるのです。抜歯をせずに治療すると、凸凹だった歯並びは整っても、無理やり収め様とした為に、口元が前に出っ張ってしまう事もあるのです。治療後しばらくは問題がなくても、将来的に口元が前に出て来る可能性もあります。又、土台の骨を超えて外側に歯が並ぶ事になり、歯ぐきが下がる事もあります。つまり矯正治療によって、歯周病の状態を作り出してしまうのです。大人で歯を抜かなくて良いのは、元々歯の本数が少なかったり、歯が抜けていて、無かったりするケースがほとんどです。欧米では、歯を抜かない場合が多いですが、それは日本人に比べて上あごと下あごの奥行きが長い為、歯の並ぶスペースに余裕があるからです。骨格や歯の生え方は人それぞれです。全ての人が歯を抜かなくて済む事は、あり得ません。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://atsumishikaiin.blog.fc2.com/tb.php/556-1e60ef6a