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高齢者は入れ歯を入れた方が元気になるの?
照明は難しいですが健康的な生活が送れる可能性は高く成ります。「歯は健康のもと」と良く言われます。キチンと咬めるようにする事で、転倒のリスクが減ると言うデータもあります。歯がない人よりもある人の方が、認知症に成りにくいとも言われています。ただし、歯があるから元気なのか、認知症でないから噛めるのか、学問的に因果関係を証明するのは困難です。認知症になると、歯磨きや歯の治療が困難になります。その結果として、歯の無い人が多いのかもしれないからです。しかし、歯がないままより、歯を入れた方が良いのは、間違いありません。噛めるようにした方が、物を味わって食べられますし、会話も楽しめます。心身とも健康的な生活が送れるのは確かです。健康的寿命を延ばす事がテーマです。ただ、咬めるようにする事に、こだわりすぎるのも良くありません。「歯を入れた方が元気になる」と聞いて、体力の無い高齢者を無理やり歯科医院に連れて行く家族もいるようです。歯を入れたからと言って、魔法の様に元気になる訳ではありません。歯の治療を受けさせることが、本人にとってベストとも限らないのです。訪問歯科もありますので、まずは歯科医師の意見も聞いてみるべきでしょう。医療は、ただ寿命を延ばせば良いと言うものではありません。寝たきりではなく、いかに長く元気に過ごせるか、「健康寿命」を延ばす事が医療の最大のテーマです。その為にも、まずは自分の歯を失わないよう、大切にしましょう。それでも不幸にして歯を失ってしまった場合には、入れ歯やインプラント等の方法があります。補綴【ほてつ】歯科の力で噛める、話せる生活を取り戻す事が出来れば、充実した人生を送る助けとなるでしょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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