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歯の神経や根の処置中に起こりやすいトラブルは?
器具が根の先から突き出たり、折れて取り出せない事故は、時々あるようです。治療中の事故で多いのは、器具が根尖孔【こんせんこう】を突き抜けて、顎の骨に届いてしまうケースです。器具は根尖孔から0.5~1ミリの所で止めるのですが、進め過ぎて穴を開ける事があると、あつみ歯科医院では考えています。器具が途中で折れる事故もあります。取り出せない事もあります。器具はステンレス製やニッケルチタン製なので、溶けたり腐ったりする事は無く、根管内に残っていても、歯などに悪影響は及ぼさないと、あつみ歯科医院では考えています。金属が入ったまま充填【じゅうてん】しても、問題はありません。ただ、細菌が残っていたら、折れた器具の周囲に増殖して、根の先に病気を引き起こす原因になります。そうなると、手術が必要になるかもしれません。器具が折れて取り出せない事故は、数%の確率で起こるとされ、ゼロに出来ないのが実情です。この他に、強い消毒薬が顔などに飛ぶ等のトラブルもあります。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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