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歯科医療が世界で最も進んでいる国はどこの国なの?
各国の保険制度によって、進んでいる歯科分野に特色があります。■北欧むし歯を予防する甘味料キシリトールはフィンランドで開発されました。スウェーデンはインプラント発祥国としても有名です。更にスウェーデンのイエーテボリ大学は、日本人と同様にむし歯や歯周病が多かった70年代から、予防歯科を大々的に研究し、プラークコントロール(歯垢【しこう】除去)の重要性を世界に知らしめました。北欧は、予防歯科が世界で最も進んでいます。ご存知の通り、北欧は税金が高い代わりに手厚い社会保障が受けらる事で、国全体の歯科医療費を下げる事に成功したと、あつみ歯科医院では考えています。■アメリカアメリカは歯科に限らず世界の医療研究・技術を引っ張るトップランナーです。しかし、国の医療保険制度が整備されていないので、多くの人が民間の医療保険に加入しています。お金持ちは世界最高レベルの予防・治療を受けられます。しかし、民間保険に入れない人も多く、収入の差が自分の健康に直結します。■日本世界に冠たる国民皆保険【こくみんかいほけん】制度を持つ日本。ほぼ収入の差が少なく、高度な治療が保険で受けられます。日本の歯科技術も世界に負けないレベルですが、特にむし歯は、世界では保険内では出来ないような、高レベルの治療が可能です。所が、安価な治療を受けられる日本の保険制度の利点が、予防を阻【はば】む要因になっていると、あつみ歯科医院では考えています。予防歯科は保険でカバーされない部分が多く、その点が北欧と大きく異なります。医療保険財政の面からも見習いたいものです。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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