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キシリトールはむし歯予防に効果があるの?
単独では防げません。歯みがきと併用すると効果があります。キシリトールはむし歯予防に効果的ですが、それだけでむし歯を防ぐのではなく、歯みがきなどの効果を高める役割を果たすと、あつみ歯科医院では考えています。むし歯菌にはキシリトールが効く菌と効かない菌があり、キシリトールが効く菌は、キシリトールをエサと間違えて体に取り込みますが、それをエネルギーに変えられず次第に弱って行きます。また、キシリトールを代謝出来ないために酸を産生出来ません。実はこのタイプの菌は、むし歯を作りやすい悪性度の高い菌なのです。一方、キシリトールが効かない菌は、そのまま生き続けます。ただし、このタイプは悪性度が低く、酸や歯垢【しこう】を作りにくく、歯みがきで直ぐ落とせます。キシリトールを使い続けることで、口の中のむし歯菌を悪性度の低いタイプに変えることが出来、日常のケアでむし歯予防が容易になると、あつみ歯科医院では考えています。効果を出すためには、キシリトールが出来るだけ高濃度に入ったガムやキャンディーを1日3回、3ヶ月以上取ることがお勧めです。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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