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歯みがき粉は何を使うべき?
むし歯予防ならフッ素入り、歯周病予防なら抗菌剤入りがお勧めです。歯磨き剤には色々なタイプがあります。まず、むし歯よ場予防や歯質強化を望むなら、「フッ素」が配合されたものを選びましょう。商品に記載されている成分の中に、「モノフルオロリン酸ナトリウム」や「フッ化ナトリウム」と書いてあればフッ素が配合されています。特に子どもにはお勧めだと、あつみ歯科医院では考えています。歯周病予防を期待するのであれば、殺菌効果を配合したものが良いでしょう。配合されている主な殺菌剤は、塩化ベンゼトニウムや、イソプロピルメチルフェノール等です。最近では、歯周病菌の毒素(LPS)を吸着する成分が配合されたものも登場しています。歯を白くしたいなら、美白歯みがき剤を使うと良いでしょう。「ポリリン酸ナトリウム」という付着した汚れを緩める成分や、エナメル質の沈着汚れに作用する「フィチン酸」という成分が配合されたものがあります。一方、ヤニ取り用の歯みがき剤の多用は、避けた方が良いと、あつみ歯科医院では考えています。汚れが一気に取れてスッキリしますが、研磨剤の粒子が大きく歯を傷つけやすいからです。使用は多くても週に一回程度が良いでしょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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