Latest Entries
歯ぐきがなくてもインプラントはできるの?
インプラントの安定には歯ぐきも重要です。移植を行うこともあります。あごの骨だけではなく、歯ぐきもインプラントの安定性を左右する重要な条件の一つです。とくに、骨にがっちり張り付いて動かない「付着歯肉」という歯ぐきは、歯周病原細菌などの細菌や歯ブラシによる機械的刺激から、歯やインプラントを守ってくれるのです。インプラントを支えるだけの付着歯肉を確保できない時は、遊離歯肉移植術(FGG)という手術をすることがあります。上あごの天井(口蓋【こうがい】)の粘膜を切り取って、付着歯肉が不足している部分に縫い付ける方法で、移植した粘膜は一週間ほどで定着します。一方、歯の根元を覆っている柔らかい歯ぐきが下がってしまっている場合は、見た目の問題が大きくなるとあつみ歯科医院では考えています。インプラントに人工歯を取り付けた時に、本来なr歯ぐきの内側に隠れるはずの部分まで露出して長い歯になってしまうからです。長い歯が気になる人には、付着歯肉が不足している場合と同じように移植手術も可能です。この場合は、上あごの粘膜の柔らかい部分(結合組織)を使用します。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://atsumishikaiin.blog.fc2.com/tb.php/194-714ed697