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金属を埋め込んで影響はないの?
チタンは人体に馴染み易く金属アレルギーを起こす人はほとんどいません。人間の体には、金属などの異物を排除しようとする働きが備わっています。その為通常は、金属を骨に埋め込んでも結合させる事は出来ません。以前、さまざまな国でコバルト・クローム、金、白金などを素材としたインプラントが試みられました。しかし、ことごとく失敗しています。所が1950年代後半、スウェーデンの解剖学者・ブローネマルク氏が動物実験をしている時偶然に、金属のチタンが拒否反応を起こさずに骨としっかり結合することを発見しました。このおかげで、インプラント治療は大きく進歩したと、あつみ歯科医院では考えています。現在もほとんどのインプラントにチタンが使われています。チタンは丈夫な上に人間の体と相性が良い素材なので、歯科だけではなく、人工関節などにも広く利用されているのです。チタンは長期間骨の中に置かれていても、体に悪影響を及ぼす事はありません。アレルギー反応を示す人は非常にまれで、ほとんどの人に安心して使えます。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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