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「先進医療特約」はインプラントに使えないの?

病気やケガで顎を損傷した様なケース以外は使えません。民間の医療保険の中には、「先進医療特約」を売り文句にしているものが沢山あります。例えば、がんの先進医療である「粒子線治療」を受けたいと思った場合、自費となる負担分が約300万円必要です。これを、「保険料を追加すれば保証します。」と言うのが先進医療特約の趣旨です。所で、「先進医療」とは何でしょう。実はこれ、最先端の医療と言う意味ではなく、国の制度の名前なのです。厚生労働省に承認された高度な医療技術の事で、例外的に保険適用の検査・治療と併用して、自己負担の費用を徴収する事(つまり、混合診療)が認められた物を言います。通常のインプラントは「先進医療」外の取り扱いになります。どんなものが「先進医療」に承認されているのかは、厚生労働省のホームページ「先進医療の概要について」で確認する事が出来るのですが、それを見ると確かに、「インプラント義歯」と言う項目を見つける事がありました。ならば、医療保険の「先進医療特約」でインプラントの治療費が支払えるはず、と思う人が沢山いると、あつみ歯科医院では考えています。所が、通常のインプラント治療には適用されません。何故なら、この先進医療も「インプラント義歯」は、ガン等の病気や交通事故等で、顎の骨を大きく失ってしまった場合に限ると条件がついているからです。ですから、通常のインプラント治療は先進医療には入らないのです。実は、先進医療特約が使えると判断してインプラント治療を受けた患者が、後で保険会社から保険金の支払いを拒否されて、裁判に訴えた事例がありました。このケースでは、患者の事前の問い合わせに対して、保険会社の代理店も誤解して、「支払われる」と回答した為、トラブルになったようです。ですので、注意が必要です。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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どうしてインプラントは健康保険が使えないの?

「最低限すべき医療」の範囲を超えていると見なされているからです。インプラントは、自分の歯の様に咬める喜びを取り戻せる画期的な治療方法です。但し、都心の相場で1本40万~60万円と治療費は高額です。「保険適用で安く受けられるなら助かるのに」と思っている人も多いと、あつみ歯科医院では考えています。どうして国は保険適用にしてくれないのでしょうか。実は、保険適用となるのは原則的に、「病気」に対して有効性の認められた検査や治療に限られています。例えば、むし歯や歯周病の無い人が予防の為に歯科で受けるプロのクリーニング(PMTC)には、健康保険が適用されません。又、医科で言えば「自然分娩」には健康保険が適用されません。何故なら通常のお産は病気では無いからです。では、歯を失った人がブリッジ入れ歯にした時は、どうでしょうか。これは保険適用となります。但し、保険の範囲で作る事の出来るブリッジや入れ歯の材料は限られています。「もっと見栄えの良い歯にしたい」「美味しく食べられる入れ歯にしたい」と言う場合は、必要な機能を取り戻す「最低限すべき治療」の範囲を超えていると見なされます。だから、保険適用とならないのです。インプラントもこれと同じです。歯を失ったとしても、ブリッジや入れ歯等保健の範囲で可能な治療方法があります。その為、インプラントは保険適用とする必要は無いと見なされているのです。膨らみ続ける医療費の問題もあります。それだけではありません。高齢化に伴って、国の医療費がどんどん膨らみ、保険組合も国・地方自治体の財政も余裕がありません。救急医療や地方医療等、限られた財源を優先して回すべき所もあるでしょう。ですから、近い将来に、インプラントが保険適用となる事は無いと思われます。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

激安インプラント。信用しても良いの?

表示価格と総額が違う事もあります。安さだけでなく、治療の質や安全性も吟味して下さい。1本10万円程度でインプラントが出来る事を宣伝している歯科医院があります。40万~60万円程度が相場と言われていますから、とてもお得に感じます。しかし、なぜそんなに安いのか、その理由を考える必要があります。そう言った歯科医院では、表示価格に人工歯(上部構造)の材料費や、検査代、手術代等が含まれていない事があります。材料費や人件費を安く抑えているのかもしれません。更に、宣伝で多くの患者を集め、薄利多売で利益を上げようとしていると、あつみ歯科医院では考えています。「易いからダメ」とは言い切れませんが費用だけでなく治療の質や安全性等も考えて下さい参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

インプラント治療費の相場を教えて欲しい。

首都圏では1本当たり40万~60万円程度が相場と言われています。インプラントは健康保険が利かない自費診療(保険外診療)ですので、歯科医院によって値段が異なります。これからインプラントにしようと考えている人にとって、相場がどれ位なのかは、とても気になる事でしょう。地域にもよりますが、首都圏では1本当たり40万~60万円程度と言われています。とは言え、10万円台から60万円台を超えるところまで、歯科医院によってかなり幅があります。どんな材料を使い、どんな考えで治療をしているのかによって、治療費が異なると、あつみ歯科医院では考えています。治療費が高い所は、良い材料を使っていたり、感染対策に力を入れていたりして、質の高いインプラント治療を提供し様と考えているのかもしれません。一方、安い所は、どこかでコスト削減している可能性もあります。或いは、後で上部構造(上の白い歯の部分)の費用を追加請求されるかもしれません。但し、治療費だけでは判断出来ませんので、それに見合った治療をしてくれるかどうか、事前に見積もりや治療内容の説明を良く聞いて、総合的に判断して下さい。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

インプラント治療費はどうやって決まるの?

材料費に検査代、手術代等が上乗せされています。見積もりを良く吟味すると良いでしょう。インプラント治療には、まず人工歯根【しこん】(フィクスチャー)や人工歯(上部構造)等の材料費がかかります。それに、診察代、検査代、手術代が上乗せされます。歯科医院によっては再治療が必要になった時の保証料やメンテナンス代が含まれる場合もあります。インプラント治療には健康保険が利きません。ですから、これらの費用は全て、患者が負担しなければなりません。1本当たり数十万円と言う高額な治療費になるのは、こうした理由からだと、あつみ歯科医院では考えています。複数の歯をインプラントで作った場合、当然、材料費はその分だけ高く成ります。但し、診察代、検査代、手術代等は、単純に本数分を掛けた金額にはならないでしょう。又、複数の歯をそれよりも少ない本数のインプラントで支える方法もありますので、それだと比較的割安に出来るかもしれません。治療費は、インプラントを受ける歯科医院を選ぶ際の、重要な判断材料の一つです。ですから、見積もりを出してもらい、内訳についても良く説明を受け、しっかり検討する事が大事です。特に注意すべきなのが、追加料金が発生する可能性です。インターネットで宣伝していた金額よりも高く請求され、良く聞いてみたら人工歯(上部構造)の値段が含まれていなかった、と言ったトラブルもある様です。又、失敗した時にはお金を返してくれるのか、又は再手術の費用を負担してくれるのか。治療後の定期メンテナンスは何回分負担してくれるのか。インプラントに不具合が出た時、いつまで保証期間があるのか、と言った事も確認しておきましょう。自動車並みに高い買い物の場合もあるのですから、後悔しない様吟味して下さい。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

天然の歯とつなげて固定してもインプラントは大丈夫なの?

間違いとは言い切れませんが、あくまでも例外的処置です。必ずしも間違いとは言い切れません。ブリッジにする目的で手前の天然歯と連結することはあります。ただ、あくまでも例外で、可能な限り連結しないのが今の考え方です。隣接する天然歯と連結すればインプラントの本数を減らせ、治療費を安くも出来ます。但し、インプラントは動きませんが、天然の歯は動くので、連結するとインプラントに引っ張られる力が働き、トラブルが起こる恐れもあると、あつみ歯科医院では考えています。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

どんなメーカーのインプラントでも大丈夫なの?

歯科医院に使用メーカーを聞いて、ネット等で評判を調べるのも良いでしょう。国内製。海外製合わせて何十社と言うインプラントメーカーがある様です。実績のある大手メーカーの物もあれば、原価の安さを売りにした物もあると、あつみ歯科医院では考えています。良心的な歯科医師であれば、品質等も吟味して、あなたに最も合った物を選んでくれるでしょう。只、安さだけにとらわれると不具合が生じる恐れがないとも言えません。心配であれば治療を受ける前に、歯科医師にメーカーの名前を尋ねて、インターネット等で評判を調べてみてはどうでしょうか。又、万が一の為に、一個一個のインプラントに付いている製品番号等も聞いて、控えておくと良いでしょう。歯科医師から見ても、余りにメーカーがあり過ぎて、治療器具や部品の規格が合わない等、不具合もある様です。インプラントもある程度の規格化が必要です。世界中のメーカーで、良く話し合うべき時期に来ているのではないでしょうか。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

どの歯科医院でもインプラントは出来るの?

特別な資格は要りません。それだけに、注意が必要です。インプラントは専門性が求められる高度な治療ですが、歯科医師なら誰でも手掛ける事が出来ます。「日本口腔【こうくう】インプラント学会」が専門医制度を設けていますが、インプラントの治療を行うのに、専門医の資格が必要な訳ではありません。インプラントを教えている大学の歯学部は、まだ一握りです。では、歯科医師はどうやってインプラントの技術を学ぶのでしょうか。実は、歯科医師は国内外の学会や研究会、インプラント・メーカーが主催する講習会等に出て、自分で勉強するのです。つまり、インプラントの技術の習得は、個々の歯科医師の努力に委ねられていると、あつみ歯科医院では考えています。1,2日の講習で手掛ける歯科医師もいるのかもしれません。インプラントを手掛ける歯科医師の多くが、学会や研究会に出て、患者の為に最高の知識と技術を身に着けようと努力しているでしょう。しかし、中にはメーカーの主催する1,2日の講習会に出て、次の日に直ぐ実際の患者にインプラントを埋めてしまう歯科医師もいる様です。その様な安易な気持ちでインプラントを手を出す風潮が、患者とのトラブルを招いていると指摘する声もあります。保険診療の報酬が低く抑えられている為に、経営の苦しい歯科医院が増えていると言われています。そうした背景もあって、自費診療(保険外診療)で、高い利益が見込めるインプラントを手掛ける歯科医師が増えているのです。患者側も勧められるままにではなく、慎重に歯科医院を選ばなくてはいけません。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

歯ぐきを切らずにインプラントを埋める方法があるの?

フラップレスと言う方法ですが、慎重に考えて下さい。インプラントの手術では通常、歯ぐきを切開し、骨の状態を見ながら、ドリルで穴を開ける方法がとられます。切開した歯ぐきは一旦閉じられますが、数か月後、人工の歯(上部構造)を取り付ける準備をする時に、再び歯ぐきを切開します。これに対し、「フラップレス」は、歯肉パンチと言う器具で必要最小限の穴を開け、そこにドリルを当てて、顎の骨に穴を開けていく方法です。歯ぐきを大きく切開する事が無いので、「メスで切らない」「痛く無いインプラント」等と宣伝されています。患者の負担が小さくなるのは悪い事ではありませんが、注意も必要です。顎の骨の状態は、歯肉を切開して肉眼で見ないと分かりません。楽な手術に主眼を置く余り、長年にわたり快適な結果を提供すると言う本来の目的がおざなりにされる可能性もあると、あつみ歯科医院では考えています。歯ぐきを切開する従来法でも、思う程の痛みは無い事もあります。確実性も考えて、治療方法を選びましょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

歯を支える骨が無くてもインプラントは出来るの?

骨を再生させたり移植したりする方法があります。歯周病等で歯を失うと、歯を支えてきた骨が溶けて、やせ細ってしまいます。この骨が足りないと、当然、インプラントを埋める事は出来ません。以前は、骨量が十分でなければ、インプラントを断念せざるを得ませんでした。しかし現在は、骨を再生させたり、移植したりする方法が普及し、より多くの人が治療を受けられるようになりなりました。■骨移植患者の顎の骨等から採取した骨片を骨量の足りない場所に移植し、周囲を粉砕した自家骨(自分の骨)や歯周包填【ほうてん】剤で埋めて、ネジで固定します。数カ月置いて移植骨が同化したらネジを外し、インプラントの治療を行います。■GBR法(骨再生誘導法)骨が足りない部分に、粉砕した自家骨や人工骨を盛ります。そして、その上を特殊な膜で覆っておくと、4~6カ月後には盛っておいた骨が、硬い自分の骨に置き換わります。■サイナスリフト(上顎洞【じょうがくどう】挙上術)上顎の骨が足りない時に使います。左右の奥歯の上には、上顎洞(サイナス)と言う空洞があります。この部分の骨の厚みが不足していると、インプラントを埋めた時に突き抜けてしまいます。そこで、頬の下の歯肉を切開して骨に小さな穴を開け、そこから粉砕した自家骨や歯周包填剤を上顎洞に入れます。すると、そこが硬い骨に置き換わり、上顎洞を突き抜けずにインプラントが出来るようになります。この方法は、骨の厚みが5ミリ未満の場合や複数のインプラントを入れる場合に使われます。■ソケットリフトサイナスリフトと同じく、上顎洞の骨の厚みを足す方法ですが、厚みが5ミリ以上ある時に使われます。先ず、上顎洞を突き抜けるギリギリまで、ドリルで穴を開けます。そして、その穴に粉砕した移植骨や歯周包填剤を入れ、更にインプラントで、上顎洞の粘膜を押し上げます。この方法だと、サイナスリフトより損傷が少なく、手術時間が短縮出来ます。これらの方法を駆使すれば、骨が痩せていても、インプラントが可能になる人がいると、あつみ歯科医院では考えています。骨の「移植」や「再生」と言っても、歯科では想像する程大げさではありません。とは言え、簡単な手術では無く、一定の知識、経験、技術、設備が必要です。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

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2019-09

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あつみ歯科医院

Author:あつみ歯科医院
兵庫県伊丹市にある、あつみ歯科医院です。皆様のお口の状態が少しでも良くなるように、協力出来ればと考えています。お口の中の、情報を一つでも多く提供出来るよう、スタッフ一同ガンバッて、いきますので、暖かく見守っていてくださいね。

 

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