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どうして金属のインプラントと骨が結合するの?

生体に馴染みやすく拒絶反応の起こりにくいチタンを使っているからです。失った歯を取り戻そうとする試みは大昔からあり、近代に入ってからも様々な材料や形状のインプラントが試みられました。しかし、埋められた物を異物とみなし、排除する拒絶反応が働く為、どれもうまくいきませんでした。所が、1952年にスウェーデンの医師ブローネマルクが、金属のチタンなら骨と結合する事を発見しました。臨床研究を積み重ねて、1980年代に現在の方法を確立しました。骨とインプラントが直接結合する事を「オッセオインテグレイション」と言います。この発見があったおかげで、インプラントが実用化されたのです。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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インプラントはどれ位で完成するの?

通常は手術後から、半年以上かかります。通常の2回法の場合、インプラント(人工歯根【しこん】の部分)を埋め込む1回目の手術をした後、顎の骨に結合(生着)するのを待たねばなりません。その期間は、下顎が2~3カ月、上顎が4~6カ月程度と、あつみ歯科医院では考えています。結合を確認したら、人口の歯(上部構造)を取り付ける為の2回目の手術を実施します。歯ぐきを切開してアバットメントを装着し、歯ぐきの傷が治るまで、更に数週間から1カ月以上待たねばなりません。そしてようやく、人工の歯を取り付ける事が出来ます。インプラントを埋める手術をしてから、咬めるようになる迄、通常、半年以上はかかると考えた方が良いでしょう。1回法の手術の時、特殊な部品を使ってインプラントの頭を歯ぐきの上に出しておく事で、2回目の手術を不要にした「1回法」もあります。治療期間がやや短くはなりますが、歯ぐきからインプラントが露出しているので、感染のリスクが高く成ると言われています。又、埋めたその日に仮歯を入れて、「早く咬める」事を売りにする歯科医院もありますが、骨にしっかり結合しないまま力を加えると、インプラントが抜ける恐れもあります。半年と言う期間は長く感じるかもしれませんが、長く持たせたいなら、時間をかけてじっくり治療した方が良いかもしれません。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

顎関節症の再発が心配だ。

症状や原因によって再発する場合もあります。顎関節症は進行性の病気ではありません。外傷等、原因や症状が一過性のものである場合は完治する事もあります。又、運動療法や生活改善等によって、痛みや口が開き難い症状が和らぎ、日常生活に支障をきたさなく成れば、「治った」と言って良いと、あつみ歯科医院では考えています。只、生活習慣等原因となる要因を改善出来なければ、再発する可能性もあります。再発予防の為には、日常生活の癖や習慣を直す事や、ストレスを貯め過ぎない事が大切です。自分なりのリラックス法を見つけ、ストレスコントロールを心がけましょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

どの歯科医院で治してくれるの?

顎関節症の知識のある口腔外科への受診が望ましいでしょう。顎関節症は、幾つもの原因が重なって起こる、「多因子疾患」です。効果的な治療の為には、他の病気とキチンと鑑別し、その人の原因を見つけて適切に治療する事が大切だと、あつみ歯科医院では考えています。心療内科や精神科等、他の診療科と連携して治療しなければならない事もある為、幅広い知識と経験も必要です。どこを受診すれば良いかわからない場合は、口腔外科のある診療所や病院を受診してみてはどうでしょうか。顎関節症は、原因を見つけて適切な治療を行えば、大体1カ月位で改善傾向がみられるようになります。何か月か通って治療を続けても症状に変わりがない、或いは、更に悪化するような場合は、診断が間違っているか、治療方法が適切でない可能性もあります。その場合は、他の医療機関を受診する事も検討しましょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

治療費はどれ位かかるの?

運動療法やカウンセリング等は保険が利きません。病院によって異なります。顎関節症の治療にかかる費用の内、保険が適用になるのは、極一部のみです。例えば、痛み止めの消炎鎮痛剤の一部(2種類の薬剤のみ)と、X線写真撮影等検査の一部、スプリント療法で使うマウスピース、咬み合わせの為に歯を削る治療等が挙げられます。但し、咬み合わせの為に歯を削る治療は、現在ではほとんどしていません。顎関節症の治療で最も効果があると考えられている運動療法や、行動変容療法に伴う生活指導等は、全て自費診療になります。又、心の病気が原因で痛みが長引いているケースでは、以下と連携して治療が出来る大学病院の口腔外科や歯科医院で抗うつ剤等が処方される事もありますが、その場合も自費になる事があります。ですから、治療にかかる費用は、医療機関によって大分異なると、あつみ歯科医院では考えています。気になる場合は事前に確認を行いましょう。歯科の治療でも、保険診療と自費診療を同時に実施する「混合診療」は原則的に出来ません。その為、顎関節症の治療に関しても、保険が適用になる場合もあれば、全額自費になる場合もあります。最初に病気や費用についての説明をし、患者さん自身に保険適用の診療か、自費診療かを選択して貰う病院もある様です。いずれにせよ、担当歯科医師と良く相談し、納得した上で治療を受ける事が必要です。顎関節症は、原因も治療方法も人によって異なります。又、施設によって受けられる治療内容もかかる費用も異なります。治療にかかる費用の目安を一概に言う事は難しいと言えるでしょう。気になる場合は、事前に電話やホームページ等で確認しておく事をお勧めします。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

顎関節症を予防したい。

関節を適度に動かし、ストレスをコントロールする事が大事です。日常生活での何気ない習慣が、顎関節症の原因になる事があります。予防の為には、硬い物ばかり食べ過ぎない、歯を食いしばらない、頬杖をつかない、ガムを長時間咬まない等、関節に過度の負担をかけない心がけが大事だと、あつみ歯科医院では考えています。ストレスコントロールも大切で、ストレスがあると、昼間のくいしばりや夜間の歯ぎしりが増える傾向があります。「ストレスと筋肉の使用量の関係」についての研究では、同じ人でもストレスの程度と筋肉の使用量が見事に比例していると言う結果があります。くいしばりや歯ぎしりは、顎の関節や筋肉に負担をかけますし、ストレスがあると体に力が入り易く、首や肩の緊張が高まると言う考え方もあります。ストレスの解消は予防に効果的と言えるでしょう。自分の習慣を意識する事も大切です。一方、余り神経質に成り過ぎるのも良く無いと言われています。関節は動かす事で健康な状態が保てます。余り安静にし過ぎたり、硬い物を避け過ぎたりすると、逆効果に成る事もあります。一度、顎関節症に成った人は、予防の為に自分の癖や習慣を意識し、理解する事も大切だと、あつみ歯科医院では考えています。瞬きと同じで、歯を食いしばる事や歯と歯を接触させる事を、多くの人は無意識に行っています。専門医の指導の下、自分の行動や生活パターンを見直し、癖や習慣を意識してみましょう。パソコンに向かうといつも歯を噛みしめている、無意識に歯と歯が接触している、テレビを見ている時は頬杖をついている、食事の時は右側ばかりで咬む等、自分の癖に気付いたら、意識してしない様にしましょう。心掛けが、顎関節症の予防につながります。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

顎関節症は放置していても大丈夫なの?

治るのを妨げる習癖や心の問題が無ければ自然に治る事もあります。顎関節症は、特に治療をしなくても、自然に治る事があります。筋肉や関節・骨格系の病気は、時間の経過と共に症状が治まる事が期待出来ると、あつみ歯科医院では考えています。「顎関節症の治療を行わなかったらどうなるのか」と言う研究によれば、3分の1以上は段々症状が改善し、自然治癒すると言うデータが出ています。顎関節症は、がんの様な進行性の病気では無いので、どこかでバランスが取れれば、症状が無く成る事もあるのです。ただ、生活習慣や、心の問題に原因があるケースは、原因を改善しなければ治りません。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

鍼灸や漢方治療は顎関節症に有効なの?

効果を感じる人もいますが、全ての人に有効とは限りません。顎関節症の痛みの軽減に、鍼灸【しんきゅう】や漢方が効果的なケースもあると、あつみ歯科医院では考えています。筋肉の緊張や血行不良によって痛みが生じている場合等は、鍼灸の刺激で筋肉がほぐれたり、痛みが楽になったりする事もある様です。鍼灸で使う鍼【はり】には長く、体の深い所まで入る物もあります。運動療法ではほぐしきれない筋肉や関節に迄届く為、期待出来る効果があると考えられています。ただ、顎関節症の諸症状に対する鍼灸治療についての説明は十分とは言えず、情報量が非常に少ない事は問題と言えるでしょう。又、顎関節症の治療には、体質改善が有効なケースもあり、漢方によって血液の循環が良く成り、体調が整う事で症状が改善する事もある様です。顎関節症の原因や治療方法は人によって少しずつ異なるので、漢方や鍼灸が全ての人に有効とは限りません。使い方を誤ると危険な場合もあるので、注意が必要です。鍼灸や漢方を試したい人は、顎関節症を専門とする病院や歯科大学の附属病院に相談してみましょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

心や全身の病気と関係あるの?

ストレスや精神疾患は顎関節症と深いかかわりがあると言われています。顎関節症で、心の病気を併せ持つ人が、最近増えていると、あつみ歯科医院では考えています。顎の症状があるから精神面の症状が出るのか、逆なのかは一概に言えませんが、かかわりが深い場合もあると言えるかもしれません。不安が強い人やうつ状態、身体表現性障害等の場合、心の問題が原因で体に症状が現れる事もあります。その場合、痛み等の症状のある部分をいくら調べても、異常は見つかりません。痛みが出る場所で圧倒的に多いのは首から上で、理由は良く分かっていません。症状が重い場合は、運動療法や生活指導等、顎関節症の一般的な治療だけでは改善しない為、心療内科や精神科でも並行して治療を受ける場合もあります。ストレスとの関連も深いと言われますが、その場合、無意識に歯を強くかみしめる事が顎関節症の原因となる事もあります。噛みしめない様にし、ストレスの原因を改善すると、治る事もあると、あつみ歯科医院では考えています。痛いのに原因が分からない、治療をしても治らないと言う状態が何年も続くと、辛さからうつ病を発症する事もあります。長期化する程、どちらの治療も長引く傾向があるので、他科と連携しながら、一つ一つ患者さんの不安を取り除き、根気良く治療を進める事が大切です。全身の病気との関係は今の所不明です。一方で、全身の病気との関係については、分かっていません。「顎関節症が様々な病気の引き金になる」と言う歯科医師もいますが、科学的な根拠を示すデータは無いのです。又、顎の痛み等、顎関節症と似た症状を持つ別の病気もあります。症状が似ていても、治療方法は異なるので、最初の検査で、別の疾患とキチンと区別してもらう事が必要です。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

顎関節症に成ると、頭痛や肩こりが酷く成るの?

筋肉の緊張が顎の痛みや頭痛、肩こり等の症状を起こす事もあります。顎関節症の人は、頭痛や首、肩のこり、目の奥の痛み等を感じる事もあると、あつみ歯科医院では考えています。それらの症状と顎関節症には密接な関係があるのです。頭痛の中でも、最も頻度の高い「緊張型頭痛」は、咬む時に働く「咀嚼【そしゃく」筋」の内、「側頭筋【そくとうきん】」と言う筋肉が緊張して起こると考えられています。顎関節症と緊張型頭痛の一部は、同じ病気を異なる病名で呼んでいる可能性もあります。関節等、何処か一か所悪い所があると、悪くなった所を保護して、動かさない様に、反射的に周囲の筋肉が緊張する働きが起こります。筋肉がギュッと凝【こ】り固まると、その部分の血行が悪く成り、全く別の場所に痛み等の症状表れる事があります。原因菌の改善で両方良くなる事もあります。例えば、顎の関節に障害が起こり、周囲の筋肉が緊張する為に、血液循環が悪く成って肩こりが起こる事もあります。この「緊張して凝り固まる部分」を「トリガー(引き金)ポイント」と言い、その影響で別の場所に起こる症状を「関連痛【かんれんつう】」と言います。顎の痛みの原因である関節や筋肉の障害が、顎の痛みと同時に頭痛や肩こりを起こしている事も考えられます。まだ認知度は低いのですが、トリガーポイントや関連痛の痛みの本質的な原因の場合もあります。その治療方法として、筋膜【きんまく】トリガーポイント療法(筋膜マッサージ療法、トリガーポイント鍼【はり】療法、トリガーポイント駐車療法、ストレッチング療法等)を行っている病院もあります。障害を改善すると、顎の痛みと頭痛、どちらも解消される事もあるのです。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

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2019-07

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あつみ歯科医院

Author:あつみ歯科医院
兵庫県伊丹市にある、あつみ歯科医院です。皆様のお口の状態が少しでも良くなるように、協力出来ればと考えています。お口の中の、情報を一つでも多く提供出来るよう、スタッフ一同ガンバッて、いきますので、暖かく見守っていてくださいね。

 

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