FC2ブログ

Latest Entries

顎関節症にはどんな治療方法があるの?

運動療法や、生活・行動を改善する治療が中心です。顎関節症の主な治療法は、①運動療法、②行動変容療法、③スプリント療法、④マニピュレーション治療法(運動療法の一種)、⑤薬物療法等です。「運動療法」とは、開口練習やストレッチによって、顎の周辺の筋肉を柔らかくして、関節が正常に働くのを助ける方法です。「行動変容療法」は、「歯をかみしめない」「食事の時に片側だけでかまない」等、症状の原因となる姿勢や行動、生活習慣を改める事で症状を改善する方法です。現在は、これらが治療の中心です。前記の方法で効果が見られない場合は、原因に応じて、マウスピースを装着する「スプリント療法」や、関節や筋肉の状態を歯科医師が手で治す「マニピュレーション治療法」を選択する事もあります。痛みが強い場合や、なかなか治らずに治療が長期化している場合は、鎮痛薬や抗うつ薬が処方される事もあると、あつみ歯科医院では考えています。関節が癒着【ゆちゃく】しているケースでは手術をする事もありますが、現在では非常に稀な治療法です。運動療法や生活習慣の改善で良くなる事が多い為、現在では手術による治療は極端に少なく成っています。患者さんの理解と意識も不可欠です。治療には、患者さんの理解と協力、生活改善への意識や自覚も重要だと、あつみ歯科医院では考えています。治療の中で特に行動変容療法は、患者さん自身が何が悪かったかを理解し、直そうと意識して毎日を生活する事で、初めて効果が見られるのです。例えば、仕事が忙しくて時間に余裕が無い場合等には、残念ながら上手くいかない事もあります。この様な治療は、患者さん自身が治療と向き合える環境が整っている事が前提となります。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
スポンサーサイト



どうして口を開けると痛むの?

口を動かす事で関節や筋肉に負荷がかかり痛みが起こります。顎関節に痛みは、基本的には「運動痛」と言われています。運動痛とは、その部分を動かした時に生じる痛みの事です。例えば、口を開けた時、閉じた時、物を噛んだ時等、口を動かす事で顎の関節や筋肉に負荷や刺激が生じる為に痛みが起こります。又、顎の筋肉や関節部を押した時に起こる痛み(圧痛【あっつう】)も、顎関節症の症状の一つと考えられます。一方、「何もしなくても痛む」と言う状態は、厳密に言えば顎関節症ではありません。しかし、診察室を訪れる患者には、何もしなくても痛むケースもあると、あつみ歯科医院では話しています。動かして痛むと言う症状をずっと放置しておくと、筋肉の血行不良が更に進行して、顎を支えているだけで痛むと言う状態になる事があるのです。口を開けると音がする事もあります。顎関節症の症状の一つに、関節雑音があります。「ポキン」「カクン」等、比較的大きな単発音を「クリック音(弾撥音【だんぱつおん】)と言い、「ミシミシ」「ギシギシ」と骨が擦れるような、複数回起こる音を「クレピタス音(軋轢【あつれき】音・捻髪【ねんぱつ】音)と言います。これは、関節円板【えんばん】の周辺部分に圧力がかかった事で出る、摩擦音です。髪の毛を擦った時のキシキシと言う音に似ていると言う患者さんもいます。音がするだけで痛み等の症状が無ければ、治療は必要ありません。顎の周辺、つまり耳のそばで鳴るので、気になってしまう人もいる様です。別の理由で顎が痛くなっているのに、音が気になる事で痛みと音を結び付けてしまう事もある様です。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

顎の関節の病気はどう診断するの?

問診と触診をした上で、画像診断が中心になります。顎関節症は、患者さんへの問診と触診、X線写真撮影やMRI(磁気共鳴断層撮影)検査等の画像診断で診断します。画像診断では、関節円板【かんせつえんばん】のずれや関節の変形があるか、下顎頭【かがくとう】の位置や開き具合に異常があるか等が分かります。触診や問診は重要だと、あつみ歯科医院では考えています。触診では、圧痛【あっつう】の有無によって関節や筋肉の動きや雑音の有無等を調べます。症状や原因によって治療方法が異なるので、異常がある場所を丁寧に調べます。顎関節症は生活習慣や精神的な病気とも関わりが深い事があります。問診では、どの様な時に痛むのか、生活習慣や精神的な状態等についても詳しく聞きます。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」?

顎の関節の病気はどんな物があるの?

発育不全や腫瘍、顎関節症等の病気が挙げられます。顎の関節の病気には、奇形等の発育不全や腫瘍【しゅよう】、捻挫や骨折等の外傷、関節や筋肉の炎症、顎【がく】関節症等があります。顎関節症は、顎の関節や筋肉の障害により痛みや開口障害等が起こる病気で、顎の関節の病気の中でも多くの割合を占めています。適切な治療の為にも、他の病気と区別し、原因を見つけた上での正確な診断が必要だと、あつみ歯科医院では考えています。生活習慣が原因となる事もあります。顎関節症の原因は、主に関節の障害、関節周囲の筋肉の障害、その両者の障害等が挙げられます。それらの障害は姿勢や行動等、生活習慣によって生じる事も多いと言う事が分かって来ています。例えば、姿勢の悪さやストレス等のせいで無意識に歯を強くかみしめる習慣があると、顎の関節や筋肉に負担がかかり、疲労がたまって痛みの原因になる事があります。筋肉をほぐしたり、筋肉の使い方を変えたりする事で、痛みが解消されるケースも多いのです。一人ひとりの原因に合う治療方法が必要です。顎関節症は複数の原因が重なっているケースもあり、ひとくくりにする事は難しいと、あつみ歯科医院では考えています。原因も治療方法も、人によって異なります。同じ症状があっても、ある人には有効な治療方法が、ある人の場合は症状を悪化させる事もあります。先ずはその人の原因を見つけ、それに合う治療方法を考える事が必要です。顎関節症は、「口が開き難い」「口を動かすと痛い」「口を大きく開けると音がする」が三大症状です。ただ、音に関しては、顎関節症の重症度とは関係が無い事が分かり、余り重要な症状では無いと言われるようになりました。顎関節症では無い人の中で、18歳以上の3人に1人は音がすると言う事が分かりました。年齢が上がる程増え、40代では2人に1人の割合で音がすると言う報告もあります。その為、音は病態ではなく、生理的な状態と判断されています。例えば、屈伸して膝がポキッと鳴っても、治療が必要とは思わないはずです。それと同じと考えて下さい。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

検査数値は基準値以下だが安心出来ない。

脳の情報処理エラーで認知にひずみがあるのかもしれません。抗うつ薬が効く人もいます。口臭を測定した結果、口臭の原因物質は基準値以下で、歯科医にも「口臭は無い」と言われたのに、「口が臭い」と言う思い込みから抜け出せない人がいると、あつみ歯科医院では考えています。測ったガスの濃度が基準値以下と言うだけで口臭は無いと断言するのは早計かもしれません。しかし、歯科医師がそう言ったのなら、信じても良いでしょう。それでも「口が臭い」と思うなら、「口臭恐怖症」の可能性があります。口臭恐怖症の人は、「道を歩いていると、擦れ違う人が顔を背ける」「話していると、相手が手で鼻を覆う」等、自分の口が臭いからだと考えてしまう様です。何故そう考えるのか。脳内の情報処理過程のエラーで、認知に歪が生じている可能性があります。脳内物質を調整する抗うつ薬の内服で、かなり良くなる人が多い様です。口臭恐怖症は一般の歯科医院では上手く対応出来ない事が多いので、歯科心身症を扱う外来や心療歯科、又は心療内科等を受診する事をお勧めします。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

口臭の程度を客観的な数値で表す事は出来るの?

出来ます。息を採取し、口臭の原因物質の濃度を機械で測定します。口臭の強さは、息に含まれる揮発性硫黄【きはつせいいおう】化合物(VSC)の濃度で表す事が出来ます。又口臭の原因は、VSCの3種類のガスのうち、どれが多いかによって推測する事が出来ます。硫化水素【りゅうかすいそ】が多い人は舌苔【ぜったい】が多く、メチルメルカプタンなら歯周病、ジメチルサルファイドは全身性の病気の可能性が高いと言う具合です。検査ではこれらの情報を得たいわけですが、一般の歯科医院に普及している簡易口臭測定器で、ガスの種類別に濃度が測定出来るのは簡易型ガスクロマトグラフィーの「オーラルクロマ」です。検査方法は、息を採取し、器械に注入します。約8分で結果がプリントされます。口臭の有無も、どのガスが多いかも一目瞭然【りょうぜん】なので、口臭があると思っていたのになかった人も、気付いていなかったのにあった人も、大抵は納得するとあつみ歯科医院では考えています。人の嗅覚による評価も大事である場合もあります。検査には、訓練を受けた人が嗅覚【きゅうかく】で臭いの強さを判定する「官能検査」もあります。器械で測定して数値が出ると、それだけを信用してしまいがちですが、官能検査も重要です。実際の口臭はタバコ等他の臭いも混じっているのに、それは測定器では検出出来ません。人の嗅覚の方がトータルに判定出来るのです。前夜は禁酒、当日はうがいをせずに検査しましょう。口臭は、朝起きた時が一番強く、飲食をすると弱まりますし、食べた物にも左右されます。そこで、口臭検査を受ける時の注意点は以下の通りです。前の晩はアルコールニンニク等の臭いの強い食品を取らない様にし、当日は起床後の歯磨きやうがい、飲食をしないで検査を受けて下さい。出来るだけ自然な口臭の状態で検査を受けなければ正確な結果が出ないからです。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

口臭の検査や治療に健康保険は使えるの?

口臭測定は保険外です。治療は口臭の原因によって保険が利用できる事もあります。口臭症の診断のベースとなる口臭測定は、自費診療(保険外診療)なので、医療機関によって料金が異なります。中には、サービスで口臭を測定する医療機関もあるようです。治療は、口臭の原因によって健康保険が利用出来る場合と利用出来ない場合があると、あつみ歯科医院口臭を気にして歯科医院を受診し、口臭測定と口腔【こうくう】清掃指導を受けた二人がいたとします。一人は訴えた症状が口臭だけで、検査結果から生理的口臭と診断されました。この場合、健康保険は利用出来ません。保険病名に「口臭症」や「口臭」が無いからです。二人目も訴えた症状は口臭だけですが、診察で歯周病と診断され、次回からその治療を受ける事に成りました。この場合、初回は自費診療で、次回から保険診療になる可能性があります。同じ検査と指導を受けても、この様に扱いが違ってきます。口臭外来は原則として自費診療なので、歯ぐきの腫れや出血等があったら、「歯周病ではないか」と言って受診した方が良いかもしれません。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

口臭を診て貰うなら歯医者さんなの?

口臭の原因の9割以上は口の中にあります。歯科医院を受診しましょう。口臭の9割以上は口の中に主因がある事が多いので、最初は歯科医院を受診する方が賢明だと、あつみ歯科医院では考えています。もし、内臓等に問題があると判断したら、しかるべき医療機関への受診を勧めてもらえるでしょう。しかし、歯科医師が皆口臭の診断や治療に詳しいわけではないので、受診先を選ぶにあたっては注意が必要になります。勿論、口臭に詳しく、精度の高い検査機器を備え、良心的な治療をする開業医も沢山います。しかし、口臭には心理的な問題が絡む事も多く、患者の不安に付け込んで高額な治療費を要求する開業医がいないとも限りません。両者を見分ける方法は残念ながらないので、外れくじを引く可能性が低い大学病院の方が安心かもしれません。特に初回は、少し位遠くても大学病院に足を運ぶ方が無難かもしれません。診断の結果、開業医で治療出来ると判断されたら、近くの歯科医院を紹介して貰えるかもしれません。歯科医院で大学病院への紹介状を書いてもらうと良いでしょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

強い口臭がある。胃の検査を受けるべきなの?

胃の病気と口臭の強さは関係ない事もあります。先ずは口の検査を行うと良いかもしれません。「あなた、息が臭いわよ。胃が悪いんじゃない。」とこんな指摘を受けた事はありませんか?よく胃が悪いと口臭が出ると言われますが、迷信の一つと言えるかもしれません。胃の上部の食道とつながっている所を噴門【ふんもん】と言いますが、ここは括約筋【かつやくきん】なので普段はしっかりと閉じられています。息をするたびに胃の中の空気が上がってきて口から出る等と言う事は、普段はありません。但し、噴門の括約筋が機能低下を起こして胃酸や消化酵素が逆流する「胃食道逆流症(GERD)」は例外です。脂っこい食事や食べ過ぎが続くと、括約筋が緩んで胃酸や消化酵素が逆流するのです。代表的な症状は胸やけですが、一部の人で口臭を伴う事があります。発症には精神的ストレスや過労等の心身的ストレスも関わっていると、あつみ歯科医院では考えています。口の中を清潔にと心掛けているのに臭いと言われたり、胸やけが酷いと感じたりする人は、消化器内科の専門医を受診してみると良いかもしれません。

«  | ホーム |  »

2019-05

プロフィール

 

あつみ歯科医院

Author:あつみ歯科医院
兵庫県伊丹市にある、あつみ歯科医院です。皆様のお口の状態が少しでも良くなるように、協力出来ればと考えています。お口の中の、情報を一つでも多く提供出来るよう、スタッフ一同ガンバッて、いきますので、暖かく見守っていてくださいね。

 

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

 

 

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

 

 

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

 

QR