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電動ブラシは歯周病予防に効果があるの?

歯垢にきちんと当てて磨かないと効果を発揮しません。モーターによって、毛先を振動または回転させるのが電動歯ブラシです。ヘッドの振動数は手磨きよりはるかに多く、通常の電動歯ブラシでも1分間に2千~1万回、「音波式」の電動歯ブラシなら1分間に2万~4万回です。同じ時間歯磨きを行った場合、歯垢【しこう】(プラーク)の除去率は手磨きよりも電動歯ブラシの方が高いと、あつみ歯科医院では考えています。ただし、どんな機能を備えた電動歯ブラシでも、プラークの付いている部分にきちんと当てずに漫然と磨いていては、効果は発揮できません。結局、歯ブラシは道具です。使う本人が「この部分の汚れを落とそう」と、狙って使う事が大事なのです。電動歯ブラシを使う場合でも、歯科医院に持参して使い方を聞くと、手磨きの場合と同じようにブラッシング指導をしてもらえる事もあります。しかし、いくら音波式の電動歯ブラシを使っても、歯にこびり付いた歯石を落とす事は出来ません。歯石の除去は、歯科医師や歯科衛生士に任せましょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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歯ブラシの毛先を入れて磨くべき?

歯ぐきを傷つける事があります。止めましょう。歯周ポケット内の歯垢【しこう】(プラーク)を取る為に、毛先を歯と歯ぐきの間に差し込むのは、止めた方が良いと、あつみ歯科医院では考えています。歯ブラシの毛先を歯周ポケットに入れて中の歯垢を取るのは、物理的に不可能です。無理に入れると、歯肉を傷付ける事もあります。歯ブラシで落とすべきなのは、歯の表面の歯垢です。毛先が曲がらない程度の軽い力で、汚れの付き易い部分を狙って落とす事が大切です。歯の表面にBの鉛筆で印を付けて、歯ブラシでそれを落としてみる事です。力加減や毛先の動かし方が、分かるかもしれません。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

歯周病が治ったとはどんな状態の事?

炎症が消えて歯周ポケットは3ミリ以下であり、出血もない状態です。歯周病が治る」とは、歯ぐきの炎症が無くなり、歯の周りの組織の健康が回復したと言う事だと、あつみ歯科医院では考えています。具体的には、歯がグラグラしなくなる。または、不自由でない程度にグラつきが少なくなる。②歯周ポケットが3ミリ以下まで浅くなる。歯肉の色が健康なピンク色に成る。です。そして、歯垢【しこう】(プラーク)のコントロールレコード(歯全体の中で、歯垢の付着している部分の割合)を自分で20%以下に管理出来る様に成れば「歯周病が治った」と言えます。ただし、歯肉炎の場合なら以前と同じ状態に戻す事が出来ますが、歯周炎に成ると、歯槽骨【しそうこつ】が失われてしまい、重症の場合は完全に元道りに成る事はありません。歯周組織を再生する治療もありますが、限界があります。しかし、歯周基本治療や補綴【ほてつ】治療(かぶせ物や入れ歯)を行う事で、失われていた機能は回復します。これが「治った」と言う事なのです。更に、治療と同じ位大切なのがメンテナンスです。患者さんは、目に見える歯肉から上のプラークを、正しい歯磨きでしっかり落として下さい。毎日ずっと、完全にケアする事が大切ですが、歯肉に隠れている部分のケアは難しいです。ここは歯科医師や歯科衛生士の担当です。その人に合わせた期間を歯科医師や歯科衛生士に決めて貰いかかりつけ医に診て貰いましょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

歯を抜くと言われた!

担当歯科医師の考え方や専門によって違ってくる事も稀にあります。歯周病が進行すると、骨の残りの量によっては「抜歯した方が良い」と言われる事があります。「別の歯科医師なら治せると言ってくれるのでは?」と期待したくなりますが、「多くの場合、治せる段階かどうかの診断は同じになると、あつみ歯科医院では考えています。ただ、診断は同じでも、抜くか抜かないかの判断は歯科医師の専門性によって変わる事があります。例えば、「治療で病気の進行を止められても、これ以上の改善は望めない」と言う患者さんの場合、歯周病専門医は「歯が使えるうちは残そう」と考えるかもしれません。しかし、インプラント専門の歯科医師であれば、「いずれ抜ける歯であれば、歯槽骨【しそうこつ】がこれ以上失われないうちに抜き、インプラントにした方が良いのではないか」と考えるかも知れまさん。納得がいかない場合には、セカンドオピニオンを求めるのも一つの方法かもしれません。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

歯石を取ったら凍みて痛くなった!

歯ぐきが健康になる最初のステップだと考えましょう。本来は歯石を取っても痛くはないはずですが、「歯と歯の隙間がスースーしてヘンな感じ」「冷たい物が凍みる」「歯ぐきが痛い」等の症状を訴える人は、少なくないと、あつみ歯科医院では考えています。歯周病が進むと、歯肉が下がって歯根面が露出します。本来はこの時点で凍みたりするのですが、歯石が歯根面にガッチリくっ付いてカバーしていたので、凍みなかったのでしょう。歯石を除去した事で歯根面が露出し、凍みて痛みを感じる様になったのです。こうした症状は一過性の事が多く、時間と共に痛みも消えて行きます。長く傷む様なら、担当歯科医師に相談しましょう。また、歯と歯の間を塞いでいた歯石を除去すると、隙間が開いた様になりスースーする事もあります。しかし、歯石が取れた事で歯ぐきは本来の健康な姿に戻り始めているので、ある程度は仕方のない事なのです。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

歯周病の検査はどんな事をするの?

歯周ポケットの深さや歯槽骨の状態等を調べます。歯周病治療の第一歩は、口の中がどの様な状態なのか確認する事です。その為に次の様な検査を、あつみ歯科医院では行っています。①歯の汚れ具合。歯周病の原因は歯垢【しこう】(プラーク)です。プラーク染め出し剤と言う赤い液体を歯に付着させる事で、歯垢が何処についているのかを調べる事もあります。②歯周(歯肉)ポケットの深さの測定。プロービングと呼ばれ、歯周病の進行状態を調べる重要な検査です。使うのは「歯周プローブ」と言う先の丸くなった細い針の様な器具で、先端の方には目盛りが付いています。この先端を歯と歯ぐきの隙間に差し込み、隙間の入り口から一番深い部分までの長さを測定します。プローブは、歯の周り数カ所に差し込みますが、この検査の時に炎症がある部分に出血があるかどうかも確認します。③歯の動揺度。歯周組織が破壊されてくると、歯がグラグラと動く様に成ります。ピンセット等で歯をつまみ、前後左右上下にどの程度動くかを調べます。④画像検査。歯槽骨【しそうこつ】が失われているかどうかは、外から肉眼で見ても分かりません。X線写真で歯の周りの骨の形や位置等を診ます。歯周炎にかかっていると、歯の周囲の骨が無くなり、その部分が黒く写ります。その他、色紙を使って咬み合わせを診て、一部の歯に咬む力の過剰な負担がかかっていないかを確認したり、口の中の記録写真を撮影したりする事もあります。前記の従来からの検査でわかるのは、歯や歯ぐき周辺に現時点で起こっている事ですが、更に詳しく「口の中の環境は歯周病とは縁遠い環境か」「何か他の危険が迫っていないか」等、先を見通すような検査も始まっています。⑤新しい検査方法も登場しています。その一つが、プラークの細菌検査で歯周ポケットの中からプラークを採取し、悪さをする歯周病原細菌がどの位いるのか調べます。菌の存在や種類が分かれば、早く対処する事が可能です。他にも、唾液【だえき】や歯周ポケットからの滲出液【しんしゅつえき】を採取し、酵素等の含まれる物質を調べて、歯周病にかかっている状況を知る検査もあります。血液検査や尿検査の様に、唾液検査も、将来的には健康診断の場では、欠かせない検査方法になるかもしれませんが、現在は健康保険での適用には成っていないので高額な検査に成っています。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

歯周病は子供や若い人でもかかるの?

20代でも約7割に歯周病の傾向が見られます。「歯周病なんて、年配の人がかかる病気」。そんな印象を持っている人も多いかもしれません。10代から20代でも、7割ほどに歯周病の兆候が見られます。歯周病と言っても、若い世代はほとんどが歯肉炎です。特に高校生の歯肉炎が増えています。歯肉炎は痛みもなく、急激には進行しませんが、歯肉炎のままで年齢を重ねると、30代から40代で歯周炎へと進行し、早いうちに歯を失う危険があります。若い時から、歯肉炎を治す意識を高めたいものだと、あつみ歯科医院では考えています。若い人がかかる悪質な歯周炎もあります。一方で、若い人がかかる歯周炎もあります。「侵襲【しんしゅう】性歯周炎」と言い、比較的年齢の若いうちに重症化する歯周病で、急激に歯槽骨【しそうこつ】が失われる等、進行がとても速い事が特徴です。歯垢【しこう】(プラーク)が余り付いていなくても症状が出る事があります。また、遺伝性の歯周病(パピヨン・ルフェーブル症候群)は、乳歯の段階で発症します。一般的な歯周病は慢性疾患でじわじわと症状が進みますが、侵襲性歯周炎や遺伝性の歯周病等は急速に進む歯周病です。どちらも非常に稀なケースですが、子供の歯ぐきから出血がある場合、歯磨きをこまめにチェックすれば病気にも気付けるでしょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

「歯垢」と「歯石」はどこが違うの?

歯垢が唾液や血液中のカルシウムと結びつき硬くなったのが歯石です。1日磨いていない歯の表面を爪の先で擦ってみると、白くてネバネバした物が付いてきます。これは食べ物のカスではなく、歯垢【しこう】(プラーク)です。沢山の細菌がネバネバした物質に守られ、歯や歯ぐきに貼り付いたもので、「バイオフィルム」と呼ばれています。1ミリグラムの歯垢の中に、日本の人口に匹敵する数の細菌がいます。ここは非常に居心地の良い住処の様で、最初にむし歯を作る細菌が、続いて歯周病の基に成る細菌等が住み付き、成熟して厚みを増します。これらの悪玉菌が生産する酸や毒素等が歯の硬い組織を溶かしたり(むし歯)、歯肉に炎症を起こしたり(歯周病)すると、あつみ歯科医院では考えています。歯垢は歯ブラシで、歯石は歯科医院で取ってもらいましょう。歯垢はまだ柔らかいので、歯ブラシなどで綺麗に落とす事が出来ます。問題は、これらを長時間放置してしまう事です。唾液【だえき】や血液中のカルシウムやリン等と結びついて固まり、「歯石」となります。歯石は硬いだけではなく、歯にしっかりくっついているので、歯ブラシで擦っても取れません。また、表面がザラザラしているので、その上に更に歯垢が付いて歯周病が悪化します。歯石は、歯科医院での専門的な除去(スケーリング・ルートプレーニング)が必要です。歯石は歯ぐきの下(歯肉縁下)に潜り込む為、自分では分かりにくいものです。その為、定期的な歯科検診受診が必要です。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」

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2017-03

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あつみ歯科医院

Author:あつみ歯科医院
兵庫県伊丹市にある、あつみ歯科医院です。皆様のお口の状態が少しでも良くなるように、協力出来ればと考えています。お口の中の、情報を一つでも多く提供出来るよう、スタッフ一同ガンバッて、いきますので、暖かく見守っていてくださいね。

 

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