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歯の根の治療後、何年も経って、再治療になる事があると聞いた。

残念ながら本当です。しかも、再治療の成功率は初回治療よりも低下します。歯内療法の成功率については、様々な報告がありますが、一般に、無菌的環境下で実施された、初回の根の治療では90%前後と、あつみ歯科医院では考えています。日本で実施される根の治療の内、初回治療は約3分の1で、残る3分の2は再治療です。やり直しが多いのは、現在の保険制度の下で、時間をかけた丁寧な治療をしたら、経済的に成り立たない事が根本的な問題です。再治療になる原因として多いのは、初回治療で根管の内容物が取り切れなかったり、根管の中を無菌状態に出来なかった、器具が突き抜けて根管に穴を開けてしまった、根管内に折れた器具が残った、充填【じゅうてん】が不十分だった等です。その結果、治療後何年も経ってから、根の先に膿【うみ】が貯まる等の症状が現れます。根管の再治療は、とても大変です。こうなると再治療が必要だと、あつみ歯科医院では考えています。しかし、再治療は初回治療よりずっと難しくなります。すでに何年も歯髄【しずい】がない状態なので、歯がもろくなってヒビが入っていることがありますし、根管は削られて薄くなっています。しかも、別の歯科医師が治療した根管は、予想のつかない状態なので、とても大変です。北欧の報告では、無菌的環境下での初回治療の成功率は、抜髄【ばつずい】が98%、根尖【こんせん】病変があって顎の骨が溶けている症例でも86%です。それが、2回目の治療になると62%まで低下します。再治療以外の選択肢としては、抜歯しかありません。歯は出来るだけ残した方が良いので、成功率が低くても治療を受ける事をお勧めします。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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2017-02

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あつみ歯科医院

Author:あつみ歯科医院
兵庫県伊丹市にある、あつみ歯科医院です。皆様のお口の状態が少しでも良くなるように、協力出来ればと考えています。お口の中の、情報を一つでも多く提供出来るよう、スタッフ一同ガンバッて、いきますので、暖かく見守っていてくださいね。

 

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