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神経の治療と根の治療はどこが違うの?

神経の治療は生きた歯髄、根の治療は死んで腐った歯髄の残骸を扱います。「神経の治療」と聞くと、歯髄【しずい】を取って、その後にゴムのようなものを詰める、「抜髄【ばつずい】」を思い浮かべる人が多いと、あつみ歯科医院では考えています。一方、「根の治療」も根管【こんかん】の中身を取って掃除するので、抜髄との違いが分かりにくいかもしれません。一番の違いは、歯髄が生きているか死んでいるかです。神経の治療は、生きた歯髄が対象になります。これに対し、根の治療で取りだすのは、死んで腐ってボロボロになった歯髄の残骸【ざんがい】です。残骸はもう歯髄ではないので、神経の治療とは言わず、根の治療と言います。むし歯の症状からも違いがあります。歯が痛い時は神経が生きているので神経の治療が必要ですが、神経が死ぬと痛みは感じません。歯ぐきが腫【は】れる、歯ぐきから膿【うみ】が出る、疲れた時や風邪をひいたときに歯が浮く感じがする等が、根の治療が必要になったサインです。生きた歯髄と死んだ歯髄では、見た目も全く異なります、生きた歯髄は、元の形をある程度とどめた状態で器具にからめ取られるので、ブヨブヨしたピンク色のナメクジの様なものです。一方、死んだ歯髄は器具にくっついている茶褐色の汚れの様なものだそうです。神経の治療には歯髄を残す方法もあります。神経の治療には、歯髄を残す「覆髄【ふくずい】」と言う方法もあります。痛みの持続時間が短いなら、覆髄で治せる可能性が高いと、あつみ歯科医院では考えています。覆髄が考慮されるのは、むし歯が歯髄に達するかどうか位の段階で、炎症は軽く、歯髄の一部だけに起こっている場合です。歯髄を取らずに、薬剤や人工材料で覆って保護し、歯髄の機能が回復する事を期待します。これには、歯髄が露出している場合にする、「直接覆髄」と、象牙質【ぞうげしつ】が薄く残っている場合が対象になる「間接覆髄」があります。象牙質が薄く残っているが、むし歯を削ると歯髄が露出しそうな時は、間接覆髄の一種で、段階的にむし歯を除去する「歯髄温存療法(AIPC)」も適しています。むし歯が完全に歯髄に達して、炎症が歯髄全体に広がってしまい、元の状態に戻す事が出来なくなってた場合は、抜髄を避けられません。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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2016-12

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あつみ歯科医院

Author:あつみ歯科医院
兵庫県伊丹市にある、あつみ歯科医院です。皆様のお口の状態が少しでも良くなるように、協力出来ればと考えています。お口の中の、情報を一つでも多く提供出来るよう、スタッフ一同ガンバッて、いきますので、暖かく見守っていてくださいね。

 

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