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抜けた歯は、燃えるゴミの日に出しても良いの?
問題はありませんが記念になるので保存する事をお勧めします。歯は消化器官の一部であり、医業を実施している施設では医療廃棄物として処理しなければならない義務がありますが、一般家庭ではゴミとして出しても問題はないと現在はされています。でも出来れば保存される事をお勧めしています。将来、子供にとっても良い記念になると、あつみ歯科医院では考えています。日本でも最近は、「乳歯ケース」等が販売されています。乾燥すると亀裂が入ってしまうので、それを避けたい場合は水を入れた容器で保存すると良いでしょう。水は時々取り換えて下さい。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
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子供が抜けた乳歯を飲み込んだ!
胃に入った場合は体内で消化されるので問題はありません。物を食べている時に乳歯が抜け、一緒に飲み込んでしまったと言うケースは意外に多いと、あつみ歯科医院では考えています。「抜けた歯が見当たらない。子供が飲み込んでしまったのではないか?」と心配するお母さんも大勢います。しかし、多くは問題がないケースです。歯の表面を覆っているエナメル質は胃酸で溶けてしまいます。残りの部分(象牙質)はコラーゲン等のたんぱく質を中心に構成されていますが、こちらも消化の過程で分解・吸収されてしまいますから、便に歯がそのまま出て来る様な事も、まずありません。ただし、歯が気管支に入ってしまった場合は要注意です。この場合、激しく咳き込んだり、息を吸う時に非常に苦しそうになったりします。呼吸の程度によっては、チアノーゼ(動脈の血液中の酸素濃度が低下して、爪や唇等が紫色に見える事)が出る事もあります。この様な場合は、出来るだけ早く医療機関を受診しましょう。気管支鏡等を使い、気管に入った歯を取ってもらう必要があります。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
2本の歯がくっついて出てきた!
乳歯の場合は抜歯が必要な事もあります。歯科医師に相談する事をお勧めします。本来2本に分かれるはずの歯が、発生の時点で上手く分離せず発育し、2本くっついてしまったものを「癒合【ゆごう】歯」と言います。正常な歯同士が癒合する場合と、正常な歯と余分な歯が癒合する事があり、歯の先天性欠如(あるべき歯が生まれつき存在しない)が認められる事もあると、あつみ歯科医院では考えています。実生活で問題がなければ治療の必要はありませんが、乳歯の癒合歯は生え代わりの時期に抜けづらい場合もあります。癒合歯はむし歯になり易く、治療も難しいので歯磨きを重点的に行いましょう。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
口内炎が良く出来るけど大丈夫?
同じ場所に出来る場合は歯科医院で診療を受けるのが良いでしょう。口内炎は口の中の粘膜の広い範囲に起こる炎症症状の総称です。最も多い「アフタ性口内炎」と言うタイプは消毒をして、抗菌剤入りの軟膏【なんこう】を塗布【とふ】する事でも良く成ります。ただし、薬を1週間以上使っても良くならない場合は歯の問題から起こっていることもあると、あつみ歯科医院では考えています。同じ部位に繰り返し口内炎が起こる場合はその可能性がかなり高いです。むし歯の他、咬み合わせや歯の形、習癖矯正装置等が原因の事もあります。一度歯科医院を受診される事をお勧めします。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」
生えてこない乳歯は放っておいても大丈夫なの?
咬み合わせの異常等が起こる可能性があります。歯科医院を受診する事をお勧めします。乳歯の数は20本で、3歳半位までには生え揃います。この時期を過ぎても生えてこない乳歯がある場合は一度、歯科医院を受診する事を、あつみ歯科医院ではお勧めしています。歯並びに問題がなければ経過観察となるケースも多いのですが、乳歯が中で羽化得ている場合、放置しておくと永久歯が出なくなってしまいます。又、稀にですが腫瘍【しゅよう】や遺伝性の病気が原因の事もあります。歯のない状態が続くと、咬み合わせ等に異常が起こり、治療が必要となる場合もあります。参考文献週刊朝日MookQ&Aでわかる「いい歯医者」